serとestarについて


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スペイン語を勉強し始めたときに混乱する文法事項のひとつして、serとestarの使い分けがあると思います。

というのも、この二つの動詞は英語ではどちらもbe動詞となるからです。

例えば、

I'm (am) a student.
Yo soy estudiante.

I'm swimming.
Estoy nadando.

serとestarのところが英語では同じbe動詞の1人称現在形である am が使われています。

英語もスペイン語も同じヨーロッパの言語なので単語を置き換えていくだけでも、ある程度文章を作れるという話をいつもしていますが、この勉強法の限界がここらへんにあると思います。

serは半永久的・普遍的な本質を表すのに対し、estarは一時的な状態を表すときに使います。

少し荒削りな言い方をするとserはイコールを表します。

Yo soy japones. 私 = 日本人

Estoy feliz.[私は(一時的に、今この瞬間)幸せである]
Soy feliz.[私は幸せな人間である]

Ella esta' callada. [彼女は黙っている]
Es callada.[彼女は寡黙(内向的)である]、

しかし、面白いことに

英語の時間を表すときにbe動詞を使って、

「今は午後の9時です」

It's 9 p.m.

スペイン語ではこのような時間を表すときにser動詞を使って

Son las nueve de la tarde.

一見、時間は一時的な物なのでestarを使ってもよさそうですが、スペイン語の考え方では、今は4時半というのを「状態」ではなく、「事実」という理解を
するようです。

これは、時間ではなくて、日や年の単位でも同じです。

Hoy esta' el viernes. 「今日は金曜日です。」
Este ano esta' 2006. 「今年は西暦2006年です。」

などという言い方もしません。

正解は、Hoy es el viernes. Este an~o es 2006.

また、estarは「一時的な状態」以外にも「場所」を表す際にも使われます。

Estoy en casa.
Estamos en la clase.
La comida esta' en la mesa.

など

ただし、出身などを表す場合には、serを使います。

Eres de Me'xico, ?verdad?
「あなたはメキシコの出身ですか?」

英語というのは、be動詞に限らず、かなり単純化された言語ということができると思います。

例えば、動詞の変化ひとつにしてもそうですよね。

英語は、現在形、過去形、現在過去、過去完了形の全ての人称を

take - took - taken の3つでカバーできますが、

スペイン語の場合は、現在形のひとつの時制だけで、
この3つを超えてしまいます。

tomo, tomas, toma, tomamos, (toma'is) tomaron


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